笑壷ソサエティ

トピックス
自然科学からみた「運動で筋肉を獲得するには?」
骨格筋萎縮(小さく・細く)は、体力に自信がある人でも、ほぼ100%の人に見られる現象
萎縮すると、筋肉全体の体積の減少が生ずる

健康維持・予防=医療費の削減
2011年度の医療費の総額(国民医療費)→38兆5,850億円(1人当たり約30万円)
65歳以上→21兆4,497億円(全体の55.6%) (厚生労働省HPより)


※体には異なる種類の筋肉が存在する
 骨格筋=手や足など、一般的な筋肉
 心筋=心臓の筋肉、平滑筋=大きな血管を形成する筋肉、横紋筋=舌や横隔膜などの筋肉

※体には異なるタイプの骨格筋が存在する(←=運動による遅筋化の方向)
<注1>遅筋(タイプⅠ)←速筋+遅筋(タイプⅡa)←速筋+遅筋(タイプⅡx)←速筋(タイプⅡb)


骨格筋繊維タイプの特徴

速筋

 

遅筋




大きい

パワー

小さい

速い

収縮速度

遅い

低い

持久力

高い

少ない

ミトコンドリア

多い

低い

抗酸化機能

高い



*加齢や病気が萎縮の原因になるが遅筋の方が筋肉の束が太いため萎縮し難い=耐萎縮機能に優れている

※筋肉のタイプを変える方法は?
筋肉の繊維タイプはトレーニング方法(メニュー)の種類によって変えることができる
速筋を増やす→筋収縮速度が速い運動トレーニング
遅筋を増やす→時間が長い運動トレーニング (同じ重さ(負荷)でも、長さが負荷になる)

*骨格筋は増えたり減ったりするのではなく
タンパク質の合成と分解のバランスにより維持されている

<注1>持久的運動トレーニングによる筋繊維の変化の限界
速筋+遅筋(タイプⅡx)を、速筋+遅筋(タイプⅡa)に
または、速筋(タイプⅡb)を、速筋+遅筋(タイプⅡa)や、速筋+遅筋(タイプⅡx)に
変化出来ても
遅筋(タイプⅠ)に変化させることは容易ではない

健康福祉運動指導者、愛知県健康づくりリーダー 土田晶子