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こんなに身近な小麦 その3
腸管壁侵漏症候群=Leaky Gut Syndrome (LGS)=リーキーガット症候群とは、腸管壁に大きな穴が開いて、バクテリア、毒素、及び、食物が漏れ出す症状。

体がミネラルを吸収する場合、タンパク質と結合してゆっくりと腸管壁から吸収されなければならない。
このタンパク質はミネラルを血中に運ぶ役割を担っている。

しかし、腸管壁が炎症を起してLGSになった場合、ミネラルやビタミンを血中に運ぶためのたんぱく質にもダメージがおこり、結果として、ミネラル、及び、ビタミン欠乏症を起こすことになる。

また、LGSによって開いた穴から、大きい食物分子が吸収された場合、異物反応としての抗体が産生され食物アレルギーなど新たな症状が発症する。

その原因の一つに小麦のグルテンが関わっているのがグルテン過敏症。
小麦や大麦やライ麦などの穀物に含まれるタンパク質のグルテンを摂取すると、小腸が過剰に反応して消化不良を起こしたり、湿疹や吐き気や便秘や下痢などの症状がでる。

症状が重くなると、栄養吸収不良とグルテン反応異常を起こすセリアック病になり、グルテンを食べると小腸の繊毛にダメージを与え、食事からの栄養がちゃんとできなくなる。

セリアック病の症状は個人差があり、子供と大人では症状が異なる。
子供に見られる症状、慢性的な下痢、お腹の張り・痛み、嘔吐、便秘、体重低下、いらいらなど。
大人では、不妊・流産、疲労、皮膚のかゆみ、骨や関節の痛み、鉄欠乏性貧血、関節炎、骨粗しょう症、うつ、手足のしびれ、てんかん、月経異常など。

グルテン摂取時に明らかな害が見られなくても、グルテンを食べ続けることによって小腸にダメージを与え続け、貧血、骨粗しょう症、流産などや、肝臓病や腸の癌になる可能性がある。

欧州には約250万人のセリアック病患者がいる。
セリアック病は、アレルギーと自己免疫疾患の組み合わさったものと考えられており、成人になってから発症する場合があることが分かった。
「現在ではセリアック病の新規発症例の60%が成人であり、60歳を超えてから発症する例も15~20%ある」という。

血液検査で簡単に予備診断ができるようになり、それまで知られていた数のほぼ10倍もの患者が存在していることがわかった。
見過ごされていた人たちには,それまでセリアック病とは無関係と思われていた症状を示している患者もいた。

パンやピザやパスタなどを多量に食べる欧米人と比べて、お米が主食の日本人はグルテンの摂取量が少ないから日本では稀な病気と言われていたが、最近では、日本でも食事の欧米化が進んでいるので、セリアック病になる人が増加の傾向にある。

食と健康アドバイザー 愛知県健康づくりリーダー 土田晶子


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