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運動について その2
<スキル向上の条件>
スキルとは、巧みな動作を行う能力をさし、調整力(動きをまとめる力)とも言える。
そして調整力は、時間的・空間的に正しく動作する能力である。
姿勢維持として発揮されれば「平衡性」、短時間に動作を行うのは「敏捷性」、動作の正しさは「巧緻(こうち)性」と言い、いずれも神経系の作用である。

①    動機づけ
行動に駆り立てること。
適切な動機づけは練習効果を高めるために大切である。

②    練習の目標と手順の把握
練習によって期待される効果(目標)や、練習内容、練習の要点などをあらかじめ理解しておくことが重要である。

③    レミニッセンス(reminiscence)
練習を休止したあと再開すると、練習していないにも関わらず休止前のレベルよりも技能が向上していることがある。
疲労困憊に至るまでハードなトレーニングを続けると、神経間の連絡が断たれ、正しい動作を行おうと思っても、それに相当する神経経路が抑制されるので、別の経路を通って命令が伝達されることになる。
これが疲労による動作の乱れである。
スキルの向上には適宜休憩をはさみ、疲労の回復をはかりながら練習を行う方が効果的である。

④    反復練習
草木が生い茂った原野を動物が何度も同じルートを歩き続けると、その場所だけが植物の生育が押さえられ、やがて道ができる。
すると頻繁にそこを通らなくても草木が生茂り、道をふさいでしまうようなことはなくなる。
すなわち、やり始めにたくさん反復練習をすることが大切であり、新しいことを始めたとき、習いたては疲れやすいので1回の練習時間をできるだけ短くし、繰り返し練習することが必要である。

⑤    過剰練習
上手にできたところでやめてしまうのではなく、さらに練習を続けることが必要である。
それを怠ると練習効果が十分に保持できない。

⑥    イメージトレーニング
ある動作を行った後にそれについて頭の中で確認する。
ということを繰返すと練習効果が増す。

⑦    練習効果の転移
ひとつのスポーツを身につけておけば、それに似たスポーツの上達は比較的容易となる。
過去に学習したことが、その後の学習に有効となるものを「正の転移」、阻害してしまうようなことを「負の転移」という。
剣道経験者がフェンシングを練習した場合、剣さばきや駆け引きなどの経験を活かせる(正の転移)、体が徐々に正対してくる(負の転移)。

⑧    フィードバックとフィードフォワード
フィードバックとは、結果から原因に立ち戻ることによって、行為や動作を調整することで、例えば、姿勢の保持に関わる随意(意思による)反応、姿勢反射(自動的に調節されている眼の視覚・耳からの平衡感覚・筋肉からの体性感覚など)など。

フィードフォワードとは、将来起こりそうなことを予測して対応策を考えておくことで、例えば、途中で修正が利かないほどのすばやい動きが求められる、野球のバッティングやボールの捕球など。

健康福祉運動指導者 自力整体ナビゲーター 日本健康太極拳師範 土田晶子


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