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抗ヒスタミン薬 第一世代・第二世代と インペアード・パフォーマンス
 

今年も花粉症の季節がやってきましたが、花粉が唯一飛ばないのは12月だけ、という説もあります。

(以下、中日新聞・夕刊「花粉症薬の落とし穴」、中日新聞・朝刊「花粉症対策」より抜粋)


花粉症対策として挙げられるのが「初期療法」です。

「初期療法」とは、花粉症の本格的な季節に入る前、予防的に薬の内服を始めること。

※服用開始時期は?

専門医による鼻アレルギー診療ガイドラインでは「花粉飛散開始とともに、または症状が少しでも現れた時点」と記されていたのが、2009年版では「花粉飛散予想日または症状が少しでも現れた時点」に変更されたそうです。

◇初期療法の第一選択薬は「第二世代」抗ヒスタミン薬が多い。

※抗ヒスタミンの働きは?

くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こす化学伝達物質「ヒスタミン」が働かないように、鼻の粘膜にある受容体との結合を妨げる。

※選ぶポイントは?

・副作用が少なく、安全性が高い
・即効性がある
・投与回数が少ない

しかし、市販薬には「第一世代」抗ヒスタミン薬が多く、眠気やだるさの副作用が強いそうです。

☆「抗ヒスタミン」は1940年代につくられた、即効性の高い薬だが、「鼻の粘膜だけでなく脳にも効いてしまい」脳を活発にする「脳内ヒスタミン」の働きを抑制し、脳の働きを低下させてしまう。

※そこで、問題なのは!!

「眠くなる・だるくなる」の「自覚症状」がなく、知らない内に集中力や判断力、作業能率が低下する「インペアード・パフォーマンス」です。    【インペアード=正常な機能が損なわれた」の意味】

☆☆インペアード・パフォーマンス=「気付きにくい能力ダウン」で、周囲も気付きにくい!!


☆実験(ブレーキ反応)の結果、抗ヒスタミン薬にも、インペアードをきたしやすい薬と、きたしにくい薬があるそうで、「シングルウイスキー3杯飲んだ」と同じくらいブレーキ反応時間が延びたものもあったそうです。

そのうえ、「インペアード」は医師や薬剤師にも浸透していないそうです。

インペアードは「自動車の運転や飛行機の操縦を職業にする人の事故につながる。仕事や勉強、車の運転、スポーツといった日常生活にも支障がある。花粉症の時期は受験シーズンと重なり、受験への影響も大きい。」と言うことで

★2009年1月に製薬・タクシー会社、観光協会、学習塾など6企業・団体が協力して立ち上げた「インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクト」では、適切な治療法などを一般の人に広く知ってもらう活動を開始している。「アレルギー i(アイ)」

★ プロジェクトメンバーの研究では「スギ花粉症に悩む人の割合は、この10年で1.6倍に増え、3.7人に1人が花粉症患者。労働生産性低下による損失額は約2千4百億円になる。」と説明、「抗ヒスタミン薬服用による労働災害発生のリスクは、抗うつ薬や麻酔性の成分を含む薬よりも高い。」と指摘。


この情報を教室でご紹介しましたら、受講生の方から、「肩甲骨をほぐすと花粉症に良いという情報を見ました。」と教えて下さいました。この方は、昨年の夏から教室に参加下さっていますが、「そのせいか、今年は例年に比べて花粉症が楽だ。」と話して下さいました。

よく「呼吸を深くしよう!」、或いは「姿勢を良くしよう!」と胸を張る方がいらっしゃいますが、縮んだ胸を張っても辛いだけで続きません。それより、肩甲骨周りをほぐす方が自然と胸が緩んで広がり、呼吸が楽になりますし、当然姿勢も良くなります。

矢上先生の「自力整体で花粉症に勝つ!」でも花粉症の方の「肩の高さの違い」「肩甲骨の内部から後頭部にかけて凝り」にふれていらっしゃいます。自力整体の受講生の方の多くが教室後、呼吸が深くなる・楽になるということはいつもお話して下さいます。

また、喘息だった方が、「非常に呼吸が楽になった、今まで初めての経験」と今では自力整体の愛好家です。他の病気で入院された時も、個室だからと、医師に掛け合って病室のベッドで自力整体をされ、病室から出られるようになってからは、利用者が居なくなった時間帯のキッズルームを利用されて、自力整体を続けられた「自力」の方です。