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ある医師の語る老化

若々しく見える人でも実は老いは忍び寄っているのです。
認知症ではない元気な方でも加齢に伴って人格が変化してきます。
高齢者によく見られる人格変化としては以下の点が挙げられます。

①  感動性の減弱 ② 感情機能の流動性や弾力性の減弱 ③ 高等感情の鈍麻
④ 心気的、猜疑的、自己中心的、利己的傾向の強化
⑤ 興味関心の縮小と保守的傾向の強化  ⑥ 精神機能の効率の低下


新しい出来事を過去の自分の経験の枠にあてはめて理解するので感激しなくなります。

新しい物事に対して興味や関心を覚えなくなり、あらゆる場面で変化を嫌います。

新しい電気製品やインターネットなどが苦手なのは理解できないというよりは,面白がって覚えようとしなくなることの方が主な理由かもしれません。


自己中心的になり、やたら健康のことを気にし、疑り深くなります。

高齢者が必要以上に病院通いしたり、「もの盗られ妄想」を起こしやすい素地がここにあるのです。


感情の切り替えがうまくいかなくなるので、怒り出すといつまでも怒っていたり、涙が止まらないという現象も見られます。

道徳的な情操が鈍麻すると、人目をはばからない行為をしたり、下品な発言をするようになります。
若い時には言わなかったような下品な冗談を言ったりします。


記憶や計算は時間をかければ出来たとしてもスピードが遅くなります。

思考もなかなか結論に達しなくなります。
何かを話そうとするとそれに付随する様々な事項が頭に浮かんできて、それらすべてを伝えようと考えて、なかなか結論に達しません。
思考の迂遠といいますが、結婚式のスピーチでよく見かけますね。
要するに話が回りくどくなるのです。


こういった変化は非常に個人差がありますから、老人の誰もが頑固で回りくどくて疑り深いというわけではありませんが、こういう傾向が多いことを老人自身が肝に銘じておくべきです。


自分がそういう傾向にあることを自覚して日頃の言動に気を付ければ、周囲との円滑な人間関係を長く保てます。

ところが困ったことに、こういった傾向と並行して自省能力も低下して他罰的になる場合が多いのです。
さらに悪いことに自尊心だけはあまり低下しません。

ですから、不本意なできごとや周囲の人との不和が生じた時、「もう年なんだからしょうがない」と努力することを簡単に放棄したり、周りの人が悪いからこうなってしまったと解釈して被害的になり不平・不満ばかり言ったり、高圧的に若い人を説教することになります。
こうなると、いわゆる「老害」です。


また、明らかな人格変化は認められなくても、まず例外なく元々の性格が先鋭化されます。
自己中心的な人はますます自己中に、優柔不断な人は一層決断ができなくなるのです。

出しゃばり、目立ちたがりという、もって生まれた性は一朝一夕で変えられるものではありません。
また、脳の老化、人格の老化も避けることができません。
       


こういった問題に決定的な解決策はありませんし、この医師がおっしゃるとおり【個人差】があります。

ということで、教室の皆さんからご感想をいただきました。
本当にいろいろなご意見をいただき、お互いに勉強になったと思います。

お読みくださった皆さんも、それぞれお考えいただけるきっかけになればと思います。


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